出産祝い 内祝い
お祝いは幸せを運ぶ・・・
内祝いという言葉をご存じでしょうか。内祝いとは、簡単に言えば結婚や出産といった喜ばしいイベントを祝って貰ったお返しとして行う、いわゆる「お祝い返し」のことです。昔は、自分の家もしくは親戚などの間柄でめでたいことがあったときに、親しい人にその事を伝える意味も込めてプレゼントを贈るとことで、お祝いの記念に親類や友人・知人に贈り物を渡すという意味があったようです。現在ではお祝い返しとしての意味と行動が主流なので、本来の意味を知らない人は結構多いのではないでしょうか。昔から日本では「幸せにあやかる」という文化があり、幸せな人と一緒に祝うことで自分にも幸せを分けて貰おうとするのが普通でした。内祝いはまさにこの「あやかる」であり、子供に恵まれない人が子だからに恵まれるように出産祝いの幸せにあやかったり、結婚をしていない男女がけっこんできるように結婚祝いで幸せをあやかる、といったことが普通に行われていました。このページでは、幸せをあやかる「内祝い」の中でも出産祝いに対する内祝いについてご紹介します。出産祝いの内祝いのマナーについてもご紹介しますので、是非参考にしてください。
親類縁者に知らせる内祝い
結婚だけでなく、その後に続く出産についても内祝いを行います。各地方ではこういった身内の行事が年々廃れているという事実がありますが、まだまだ内祝いを行っている地方、家庭は多いのでないがしろにしてはいけません。まず出産が発覚し、母子共に無事であることが分かったら夫と両家のご両親に出産の報告をします。親戚一同集まってのお祝いとなりますが、このお祝いが終わったあとはその場に居合わせなかった親類縁者に対して「無事出産できました」という報告も兼ねてお祝いの品を贈ります。出産祝いを頂いた方には先にお礼状を相手に贈り、それからギフトを贈るのが通例です。ただ、母子共に健康だとしても出産後すぐに身内祝いをして内祝いをするのは難しいので、生活がある程度落ち着くまでは内祝いを控えることになります。だいたいの目安では、産後一~二ヶ月後くらいに内祝いを行います。もちろん、産後の母親の体調が優れないので有れば無理に内祝いを行わなず、期をみてから礼状とお祝い用のを贈ります。
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Last update:2023/2/27